この記事では、内向型の人を積極的に採用した方が良い根拠を示します。
企業は、特に日本社会は、外向型で元気にハキハキ喋る人を望んでいることが多いです。
コミュニケーションスキルしかないような人が積極的に採用され、結局仕事ができなかったなんてことはザラ。
一方、寡黙で真面目で明晰な内向型の人は、面接で積極的な発言が外向型の人に比べて少なかったり、アピールが少ないために、採用されないことが多いです。
採用されないと自分はダメなんだと落ち込んで、更に悪いループに入ってしまうこともあります。
でも実際は内向型の人の方を積極的に採用した方が、会社に取ってメリットが大きいです。
その根拠を解説していきます。
内向型の人は高い創造性を持っている
内向型の人は創造性が高いです。
意識が内向きで自分を観察することを得意とするため、独創的な良いアイディアを思いつきます。
外向型の人は喋りながら問題の解決策を複数人で探します。
一方、内向型の人は独創的に一人の頭の中で創造した解を導きだします。
突拍子も無い解かもしれませんが、実用的で良いアイディアである場合が多いですね。
内向型の人はチームワークを大切にする
外向型の人はよく喋り、よくコミュニケーションを取ります。
ときに外向型の人は一人よがりになり、喋りっぱなしでチームメイトの話を聞かないことになりがちです。
内向型の人は人の話をよく聞き、自分の意見も取り入れて考えてから発言をする場合が多いので、チームメイトとの衝突を避けることができたり、よりよい解決策に導く可能性を秘めています。
また、内向型は聴く力と共感力が強いため、チームリーダーとしても力を発揮します。
それは単に役職という名誉を得て上の立場で物言いをするわけではなく、しっかりと状況を理解して適切なリードができる人になります。
内向型の人は生産性が高い
内向型の人は専門性が高い場合が多いです。
なぜなら一つのことに集中して専門性を鍛えることに長けているからです。
内向型の人の学習環境がきちんと整っていること、周りからのノイズが小さいこと、できれば個室など自分の空間に集中できて他者から邪魔をされない環境があれば、一人机に座って黙々とコツコツとスキル向上を勝手にやってしまいます。
内向型の人は真面目で一生懸命
パット見はのんびりマイペースに仕事をしているように見えるかもしれませんが、内向型の人は仕事に対して(というか何事にも)全力で真面目に取り組む傾向があります。
それゆえ疲れやすいため、内向型の人は無理に仕事を請け負ってはいけません。
周りの人の理解も必要です。
無理のない仕事量であれば、外向型の人より高い集中力と真面目さで、より高いクオリティで仕事をこなします。
内向型の人を採用するポイント
内向型の人はポイントを抑えると高いパフォーマンスを発揮します。
・プライベート空間の確保
・内向型に関する周りの理解、ダイバーシティ
内向型の人は自信を持って自分を社会にアピールしてください!
ではまた!