メルカリって送料が個別に掛かるから利益取りにくそうだけど…。
せどらーや物販をやっている方にとって衝撃的なニュースです。
メルカリが『あとよろメルカリ便』というサービスを発表しました。
メルカリ版FBAのようなサービスです。
『あとよろメルカリ便』について解説します。
Contents
メルカリの戦略
2020年2月20日、メルカリは初の事業戦略発表会 「Mercari Conference 2020」を開催し、以下の3点の発表を行いました。
1.ワンストップで出品が可能なリアル店舗の展開(メルカリステーション)
2.梱包・発送の選択肢の拡充(あとよろメルカリ便)
3.生活導線上への無人発送拠点の設置(メルカリポスト)
中でも『2.梱包・発送の選択肢の拡充(あとよろメルカリ便)』は、多くの「せどらー」「物販」をする人たちにとって大きな影響を与えそうです。
梱包・発送をお任せできる『あとよろメルカリ便』
梱包・発送をお任せできる『あとよろメルカリ便』というサービスを発表しました。
内容は以下です。
1.複数の出品物をまとめてメルカリ倉庫に送付する
2.商品が売れるまでの商品の保管してくれる
3.売れたら梱包・発送してくれる
つまり出品者がすることは、出品物の登録と、まとめて梱包・発送のみとなると予想されます。
メルカリ出品の多くは、現物の写真を撮る必要があったり、個別に商品登録が必要だったりするので、出品の手間はそのまま残るとは思います。
ゆくゆくは出品物の写真撮影や出品代行も出てくるかもしれませんね!
2月中に一部出品者向けにプレリリースするようです。
本格導入がいつかは明記されていませんが、サービス内容は本格導入までに調整・変更していくものと思います。
『あとよろメルカリ便』で掛かる費用の予想
送料出品者負担を前提とすると、以下の費用が掛かってくると予想されます。
・出品手数料(これまで同様10%の可能性が高い)
・メルカリ倉庫までの送料
・梱包・発送代行手数料
・梱包資材料(?)
・長期保管料(?)
・メルカリ倉庫→落札者への送料(?)
出品手数料
恐らくこれまで同様、落札金額の10%を手数料とする可能性が高いです。
メルカリ倉庫までの送料
出品者負担になると思います。
AmazonFBA倉庫への発送と同様、できるだけまとめて「ヤマト便」が最安になるかもしれません。
梱包・発送代行手数料
梱包と発送を代行してくれるので、その分の手数料が5%~20%ほど乗ってくると思われます。
梱包資材料
梱包資材はメルカリオリジナル段ボールなどを使うのでしょう。
梱包・発送代行手数料に含まれる形で徴収されると思われます。
長期保管料
商品を出品しても長い間売れない場合は、倉庫のスペースを独占することになるので、長期保管料が出品物のサイズによって掛かってくると思われます。
料金はAmazonFBAをベンチマークとしてくるでしょう。
メルカリ倉庫→落札者への送料
こちらも梱包・発送代行手数料の形で徴収される可能性がありますが、別途掛かる可能性も残ります。
メルカリ倉庫→落札者への送料がどの程度で済むのかポイントです。
今後の料金体系発表を楽しみにしています。
その他の新サービス
ワンストップで出品が可能なリアル店舗の展開(メルカリステーション)
メルカリ初の店舗「メルカリステーション」が新宿マルイ本館に今春できます。
その後2021年夏までに全国10都市に展開予定です。
メルカリステーションで何ができるかというと、
・メルカリの使い方を学べるメルカリ教室
・商品の写真撮影、梱包資材の購入と梱包
・不明点を質問できるライブチャット
・商品を投函するだけで発送できる「メルカリポスト」(後述)
要はメルカリ初心者への指南場所として活用し、メルカリユーザー発掘、国内に埋もれた不要物7.6兆円の掘り起こしのための店舗です。
生活導線上への無人発送拠点の設置(メルカリポスト)
2023年までに全国5000箇所設置予定とのことです。(参考:コンビニは約6万店)
「メルカリ」で商品が売れた後、アプリに表示されるQRコードを「メルカリポスト」にかざすと自動で発送ラベルが印刷され、貼付した商品を投函するだけで発送が完了します。
近くにあればコンビニ行くよてい手っ取り早く発送手続きが済ませるので良いかもしれませんね!
まとめ
メルカリが新サービスを続々と発表しました。
中でも注目はメルカリ版FBAとも呼べる『あとよろメルカリ便』。
料金体系はまだ明らかになっていませんが、AmazonFBAをベンチマークにしてくると思います。
「せどらー」「物販」関係者は目が離せないですね!
ではまた!