子育て

子どもに引越しする事実の伝え方・話し方と子の反応【心に寄り添う】

引っ越す人(子持ち)
引っ越す人(子持ち)
転勤で引越しすることになったけど、うちの子転校に耐えられるかな。心配。嫌だと言われたらどうしよう。

 

こんにちは。

僕はサラリーマンとして10年以上働いていましたが、心を壊しかけたことがきっかけでフリーランスになる決意をしました。
その際、縁もゆかりもない土地から実家の近くに引越しをすることになりました。

僕には6歳の子がいます。とても友達が大好きで大切にする子です。

引越しするのは、ちょうど小学校に上がる年で、幼稚園を卒園して引越しして新しい小学校に上がるタイミングでした。

子どもにとっては今の幼稚園の友達と一緒に小学校へ行くつもりでいたところ、急遽引越しとなるので、とても寂しがるし、嫌だと駄々をこねるんじゃないかと。

なかなか言い出せずにいたんですが、時期が近づく前に友達との時間を大切に過ごしてもらいたいと思い、早めに伝えることにしました。

実際に伝えた内容と子どもの反応の記録です。

「子どもがどんな反応を示すのか、寂しさを感じたり不安がったりするんじゃないのかな、子どもの気持ちになると悲しくなってくる。」

そんな子を想う親心、よくわかります!辛いですよね!
子どもも引越し事情も様々なので、「きっと大丈夫」とか「同じ方法がいい」とはとても言えませんが、同じように引越しする方にとって、本記事が少しでも参考になればと思います。

子どもへ引っ越すことを伝える

伝え方を工夫した

伝え方は気を付けました。
ただ今の場所から離れると伝えるだけでは、きっと寂しい思いをしてしまいます。
少し伝え方を考えました。

1.引越しの事実と理由
2.引越すことによって友達と離れること(短い時間で)
3.(寂しさを感じる前に間髪入れず)引越しのメリット
4.友達と離れてしまうけど、会いたくなったら会いに連れていってあげる約束
5.寂しい気持ちに時間を掛けて寄り添う
6.気持ちが落ち着いたら感謝を述べる

一方的に寂しさを感じるだけではなく、楽しい未来を想像させることを意識して、でも現実の「友達と離れる」ことにもフォーカスして伝えました。

この方法が正しかったのか、最善の方法は分かりませんが、我が子はありがたいことに引越しに理解を示し同意してくれました。

具体的な伝えた内容

引越しの事実と理由、友達と離れること

まず話をすることを伝えて座らせて、雰囲気作りをしました。
仕事が変わったことを伝え、仕事とかこれからのことを考えて祖父母の近くに引越しをしようと思うと伝えました。

次に「引越しに伴って友達と同じ小学校に行くことはできなくなってしまう」を伝えました。
子にとって最も関心が高い内容なので先に伝えた方が良いと考えてです。

間髪を入れずに引越しのメリットを伝える

ここまで少し早めに喋りました。
理由は、深い寂しさを感じる前に楽しい未来を想像させたかったからです。

いくつか引越しのメリットを伝えました。

・おじいちゃんおばあちゃんとたくさん会えるよ!
・いとこの近くに住むからいっぱい遊べるよ!
・楽しい公園があるらしいよ!
・新しいお友達がいっぱいできちゃうね!
・日本中にお友達がいっぱいいるっていいね!

友達とずっと離れ離れではないことを伝える

ここからゆっくりと寂しい方向へ舵を切ります。
子にとっては寂しい気持ちがどうしても勝ると思うので、ゆっくり気持ちに寄り添いながら伝えていきました。

「お友達と離れてしまうこと」に対するケアとして、「引越しして寂しくなって、今のお友達と会いたくなったら、すぐに連れてきてあげる」という約束をしました。

正直、結構な距離を引越しするので、毎週行くというわけにはいきませんが、月に1回とかいうレベルでは頑張ろうという覚悟です。

寂しい気持ちに寄り添い、時間を掛けて話を聞く

「お友達と離れるのは寂しいね」と心に寄り添いました。

また、親の都合で寂しい思いをさせてしまうことについては謝り、話を真剣に聴いてくれて理解してもらえたことに感謝しました。

あとは子どもの話を聞きながらゆっくり落ち着くまで対話をしました。

子どもの反応

いつも泣くときは大声を出すのに、今回の一連の話をする中では声を出さずに涙を拭っていました。
6歳にして色々思いがあったんだろうと思います。
その姿を見て親の目にも涙^^;

ちなみに4歳の子もいるんですが、

「え?おれぜんぜんさみしくなんかないし!ぶぶー」

だそうです。

まとめ

引越しに伴ってお友達と離れ離れになり寂しい思いをするんじゃないか、そういう懸念があってインターネットで色々調べて対策を練りました。

心掛けたこと
・過剰に寂しがることがないようにする
・楽しい未来を想像させる
・寂しい気持ちを無視しない

終わってみて思いますが、正直「子どもの気持ち」が引越しの一番の精神的な懸念点でした。

結果的には過剰に寂しがることもなく落ち着いて話ができて、しかも理解が得られてよかったと思います。

これから引越しを検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。

ではまた!