内向型/HSS/HSP

HSPは対人恐怖症ということではないよ!違いを解説

HSP
HSP
HSPってつまり対人恐怖症のこと?違いはある?

こういった疑問を持った方向けにこの記事を書いています。

 

こんにちは。

僕はいわゆるHSP(Highly Sensitive Person)です。
HSPとは、「ひといちばい敏感な人」です。

HSPと対人恐怖症は違います。違いますが深く関係しています。

この記事ではHSPと対人恐怖症の違いと関係性について解説しています。

HSPとは

HSPとは「Highly Sensitive Person」の頭文字を取ったもので、「ひといちばい敏感な人」と理解しておけばOKです。

服の繊維が肌に合わなかったり、大きな音に不安を覚えたり、ひとそれぞれですが、ちょっとした外的刺激で強い反応を示す気質を持つ人のことをHSPと言います。

HSPは人との関係についても過敏に反応することが多いです。
電話を嫌ったり声の大きな人が苦手だったりします。

その分、感性が豊かでクリエイティブな仕事に向いています。

HSPは生まれながらの気質であり、生涯変わらないその人の性質です。

対人恐怖症とは

「対人恐怖症」とは「社会不安障害;SAD」の一種とされています。

社会不安障害(SAD:Social Anxiety Disorder)とは、ある特定の状況や人前で何かをする時に、緊張感が高まって不安や恐怖を感じ、次第にそのような場面を避けるようになる病気です。
緊張は誰にでもあることですが、たいていは経験を積むにつれて自然に振る舞えるようになります。
しかし、社会不安障害の場合は自分でも不合理だと思っているにもかかわらず、それがどんどんエスカレートし、日常生活に支障をきたしてしまいます。
(中略)
社会不安障害は、放っておくとうつ病などの引き金になる恐れもあるので、思い当たることがあれば早めに心療内科や精神科を受診しましょう。

引用元:人前で過度に緊張する・・・社会不安障害

社会不安障害の中でも、周りの視線や他人の評価などに強い恐怖と不安を覚え、震えやめまいなどの症状を引き起こすことを「対人恐怖症」と言います。

HSPと対人恐怖症の違いと関係性

HSPは生まれながらの気質です。
一方、対人恐怖症は後天的な症状です。

HSP全員が対人恐怖症かというと、全くそんなことはありません。

ですが、HSPは対人恐怖症になりやすかったりします。

HSPは外的刺激があると過剰に反応してしまう性質を持っています。
その外的刺激がより大きくなると、その分ストレス大きくなり、記憶に徐々に定着します。
「大きなストレスを負った」記憶を体が覚えていて、似た状況になったときに体が反応し、恐怖や不安、震えやめまいといった症状を引き起こします。

この状況が対人恐怖症となってしまうということです。

気持ちはすごくよくわかります。HSPあるあるです。

対人恐怖症は時間を掛けて治すことが可能です。
HSPは生まれ持った気質なので変わることはありません。

まとめ

HSPと対人恐怖症は違いは、以下です。

・HSPは生まれながらの気質
・対人恐怖症は後天的な症状

対人恐怖症は時間を掛けて治すことが可能です。
HSPは生まれ持った気質なので変わることはありません。

HSPの方は対人恐怖症にならないよう自分のことをよく理解しましょう!

 

ではまた!

 

HSP診断テストで自分の適性を見極めよう【生きにくいをなくす】 この記事はHSPかどうか知りたい方向けに書いています。 こんにちは。 会社勤めの方、対人恐怖症(社交不安障害)に近い感情が芽...