こういった疑問を持った方に、内向型とHSPの違いについて解説します。
こんにちは。
僕は最初「内向型」という言葉を知ってインターネットで検索とか調べているうちに、HSPという似た言葉があることを知りました。
HSP:Highly Sensitive Person
言葉の定義は曖昧で、これと決まったものはないですが、内向型とHSPは別物であることは確かです。
内向型の70%はHSPです。
内向型とHSPの違いを知り、自分をよく知って、いい人生を歩むためのベースの知識となれば幸いです。
Contents
【内向型とHSPの違い】内向型とは
内向型とはひと言で言えばエネルギー充電方法(疲労回復方法)の違いです。
一般的に、外向型の人は人との関わりで充電され、内向型の人は一人の空間で充電されます。
内向型と内気の違い
内向型と聞くと、内気だとか恥ずかしがり屋で大人しいタイプを想像するかもしれません。
実際は内向型と内気は違っていて、内向型の人の多くは、少数の親しい友人や家族と過ごす時間を大切にします。
しかし、人と過ごす時間が長く続いた場合、内向型の人はすぐに疲れてしまいます。
内向型の人が回復するためには、安心できる空間とそこで過ごす時間が必要です。
内向性/外向性ば遺伝で決まる
内向型か外向型かは遺伝によって決まっていて、脳が「報酬」として出す化学物質「ドーパミン」を処理する方法に違いがあります。
無理に外向型になろうとすると精神的ストレスが大きいので注意が必要です。
一方、内向型の人もテクニックにより外向性を身につけることも可能です。
内向型と外向型はエネルギー充放電方式の違い
外向型の人は飲み会やミーティングなど話すことそのものでドーパミンが出ます。
一方、内向型の人は、飲み会などの外部刺激ではドーパミンは出ないためつまらなく感じ、その結果、コミュニケーションそのもので疲れてしまいます。
内向型の人は、読書や趣味、静かに考える時間などの主に一人活動に深い満足を感じてドーパミンが出ます。
内向型に関する知見
内向型の知見として以下があります。
・内向型は3人に1人の割合で存在する
・内向型の70%はHSPである
・つまり内向型の人の中には、共感性が高くない人やHSPではない人もいる
【内向型とHSPの違い】HSPとは
HSPは「ひといちばい敏感な人」です。
周りからの刺激に対して人より高反応を示すタイプの人のことです。
HSPは人の良し悪しを判断するものではない
敏感であるということは、鈍感な人より多くの情報を処理しているということです。
敏感で高反応なためよく誤解されますが、悪いことではありません。
HSPは物事を非常に深く考え、他の人が気付かない点に気付いたりします。
一方で、刺激の強い環境では脳が非常に多くの入力を処理しているために圧倒され、過剰に刺激されることがあります。
HSPは共感力が強い
人の感情を敏感に感じ取り、他者へ共感することを得意とします。
他の人が気付いていない小さくて微妙なものに気付く能力があります。
言い換えれば、非常に敏感であることには感情的な側面があり、ほとんどのHSPは共感者として認められます。
同時に、HSPは感情だけでなく、すべての感覚がより敏感である場合が多いです。
多くの感覚が敏感なHSPは、様々な刺激に対しては種類に寄らず、ノイズとして体の中に入り込み、圧倒されることがあります。
HSPに関する知見
HSPの知見としては以下があります。
・HSPは内向性と同じで、主に遺伝で決定される気質
・HSPは人口の約20%が持つ一般的な特性
HSPか非HSPか
HSPのように非常に敏感だったり共感性が高いことは一般的な特性で良い面が多くあることと同時に、鈍感であることも特定の状況で高感度が非常に重要になります。
特に工業作業現場や軍隊など、大音量で要求の厳しい環境では、低感度である必要があります。
HSPも非HSPも人の個性で、それを他人や自分自身が非難したりしてはいけません。
各々の特性を活かした生き方をすることが大切です。
【まとめ】内向型とHSPの違い
内向型とはひと言で言えばエネルギー充電方法(疲労回復方法)の違いです。
一般的に、外向型の人は人との関わりで充電され、内向型の人は一人の空間で充電されます。
一方HSPとは、HSPは「ひといちばい敏感な人」という意味で、周りからの刺激に対して人より高反応を示すタイプの人のことです。
内向型の約70%はHSPであり、似た気質がありますが同一のものではありません。
両方の気質を持つ人は多くいますし、片方だけの気質の人もいます。
自分の気質を見極めて、自分に合った生き方を考えていくことが大切です。
ではまた!