フリーランスになって損害賠償が発生したときのための損害賠償保険はあるのかな?いくらするのかな?おすすめの保険を知りたい。
こういった疑問にお応えします。
結論だけ先に知りたい方向けにお応えすると、フリーナンスがオススメです。簡単でしかも無料で入れて補償もしっかりしているので、とりあえず入って損は無いです。
無料といっても怪しいサイトではないのでご安心を(笑)。読み進めて頂ければ分かります。僕もフリーナンスのみ加入しています。
Contents
損害賠償保険は必ず入っておくべき理由
フリーランスになった場合、何か損害が起こったらどうするのか、保険に入っていないといけないのか、と疑問が出てきますよね?
結論を申し上げると、損害賠償保険には入っておかないと悲惨なことになりかねないので絶対に入るようにしましょう。
サラリーマンは会社が損害賠償の責任を取ってくれる
サラリーマンなら損害賠償とかあまり気にしなくていいですね。故意や重大な過失でなければ、問題を起こして損害賠償請求されても会社が負担するだけで、個人には気持ちの面での損害はあるかもしれませんが金銭的な損害はありません。
僕もサラリーマン時代に大きなクレームを出して損害賠償問題になったことがありますが給料は全く減りませんでした(笑)。
会社も損害賠償保険に入っている場合もあると思います。
フリーランスは自分で損害賠償をする必要がある
フリーランスは当然ですが自分で自分の身を守る必要があります。自動的に損害賠償してくれる仕組はありません。個人事業主は事業主であり雇用者・労働者ではありません。
仕事中の事故や納品物の欠陥などにより問題が起こり取引先などに損害を与えてしまった場合、契約内容次第では全額損害額を負担、なんてことになりかねません。
必ず損害賠償保険に入る必要があります。
こんなときに損害賠償が発生する
業務を行っている際の事故
フリーランスの美容師さんがカットしている最中に謝ってハサミでお客さんを傷つけてしまったなど、業務を行っている際に起こる事故。
業務の結果によって起こった事故
設計した電化製品に重大な設計ミスがあり、回路の一部がショートして火災が発生し怪我をさせてしまったなど、業務を行った結果物によって起こる事故。
受託物の破損による事故
デザイナーがクライアントから参考として預かった模型を誤って壊してしまった場合など、受託物が壊れてしまっりした場合の事故。
情報漏洩による損害
ウイルス感染やパソコンの紛失などによって、クライアント情報が漏洩して営業損失が発生した場合など。
著作権侵害による損害
ブログやYouTubeで発信した内容が著作権侵害にあたるとされ損害賠償請求を受けた場合など。
納品物の不具合による損害
納品したソフトに重大な不具合があり、修正に数カ月を要して、クライアントが機会損失を被った場合など。
納期遅延による損害
ソフト納品が遅れ、クライアントが機会損失を被った場合など。
フリーランスが入るべき損害賠償保険を比較
フリーランス向けの損害賠償保険は大きく2つあります。とりあえずこれだけ見ておけばOKです。
一つは格安で損害賠償保険に入れるフリーランス協会、もう一つは無料で損害賠償保険に入れるフリーナンスです。
結論は、手厚い補償を受けたい場合はフリーランス協会、駆け出しでまだ実績も無かったり金銭的余裕が無い方はフリーナンス、でOKです。フリーナンスだけでも十分な補償が受けられます。僕もフリーナンスだけ入っています。
フリーランス協会
フリーランス協会の概要
元祖フリーランス専用損害賠償保険といったポジションにいるのがフリーランス協会です。フリーランス協会は非営利団体で、フリーランス・パラレルワーカーの認知・地位向上と調査・研究を行う団体です。フリーランスに関わる様々な情報発信やイベント開催もしています。
年会費と補償内容
年会費 1万円~
補償内容
業務遂行中の補償 | 1億円 |
業務結果の補償 | 1億円 |
受託財物の補償 | 1000万円 |
業務過誤の補償 | 1000万円 |
その他
標準でWELBOX利用の福利厚生が付いています。また、追加料金で賃金補償を受けることができます。詳しくはフリーランス協会のホームページをご確認ください。
FREENANCE(フリーナンス)
FREENANCE(フリーナンス)の概要
フリーナンスはGMOクリエイターズネットワークのサービスです。フリーナンスはなんと無料で入会できます。補償額はフリーランス協会よりやや劣りますが無料なので全然いいですよね。
年会費と補償内容
年会費 0円
補償内容
業務遂行中の補償 | 5000万円 |
業務結果の補償 | 5000万円 |
受託財物の補償 | 500万円 |
業務過誤の補償 | 500万円 |
なぜ無料なのか?
なぜ無料かというと、請求書の買い取りサービスで成り立っているからです。
フリーランスになると例えばソフトをクライアントに納品しても入金があるのは翌月とか翌々月になります。つまり手元資金が少なくなり「黒字倒産」なんてリスクがあります。
フリーナンスでは請求書を買い取り即日請求額を振り込んでくれます。その際に3%~10%の手数料を取るというビジネスモデルです。
請求書の買い取りを使わなければ半永久的に無料で損害賠償保険に加入できるということです。登録も15分ほどでできて簡単なので、とりあえず入っておいて損は無い保険です。
まとめ
フリーランスの損害賠償保険について紹介しました。フリーランスやパラレルワーカーとして長く楽しく仕事をするために、保険には必ず入って自分の身を守りましょう。
ではまた!